□you?
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思えば会えた時
こんなに咲いた時
覚えているかと
幹触れた
大きく隠してくれた
これが良いわね
この下で花見をそれが良い
神酒出せば誘われて
白骨現れた
「貴方は誰」
「ただの白骨だ」
話弾まず
それでも言う
「共に飲もう」
するとコクリ
杯の桜消えた
悠々と映る桜を
「ああ…久しい味
だが前の事など……」
「可笑しな方手作りだ」
くすくすと笑うああやっぱり
似ている
だってほら同じ傷


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