□狂ッタ人形
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一人の人形が存在した
確かに彼女はいた
彼女の存在は
大人達に衝撃を与えた




人形はそっと
心を持って生きてた
現実的で悲観的な
彼女にとってこの世界は苦痛だった


「どうせ私は大人達に
いいように使われて
使いようがなくなったら
捨てられてしまう運命だわ」


そんな時「彼」に会った
「彼」は彼女の悩みを受け入れた
「彼」との出会いは彼女に希望を与えた
「この人がいれば生きていける」
彼女はそう確信した
人形に光がさしこんだ
ように見えた…


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