進撃の巨人‐smallworld‐2
□進撃
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「今回の調査は終了だ。解散」
本部に戻ったら、団長はそういって私たちの前を去った。
そして、ケガをおってるものは救護室へ…そのほかのものは自分の部屋へともどっていく。
私も部屋に戻った。
部屋に入ると同室のハンジは勉強をしていた。
先ほどまで壁がいに行っていたのに…
疲れてないのかな…
「ハンジ?勉強?めずらしいね」
そう私が言うとハンジは真面目な顔してこちらにふりむいた。
「まあ…ね…今日の調査で私たちは何もわからなかった…けど…私たちは巨人のすべてがわからないことは…ない。今までの調査で手に入れた情報だってあるだろ?だからまず、もういちど巨人のことを一からしりたいんだよ」
そう言ってハンジはまた机に目を向けた。
「そう、頑張って…私は少し睡眠をとることにするよ」
そして私はベッドの上に寝転ぶ。
「そう…お疲れ…ユウカ。」
そういったハンジの声はどこか遠くへと消えて行った。
ドカ―――――――――――――――ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
少し睡眠を取っていた私は、大きな揺れとその地響きで目を覚ました。
「ユウカ!?」
「ハンジ、、!?これはいったい」
その時だった…廊下から団長の大きな声が響きわたった。
「全員戦闘準備!!!!外で集合!!!!!」
戦闘準備?!なぜ?
「もたもたするな!!!」
「ユウカ!はやく!」
その団長とハンジの声に従いとりあえず私たちは外に出る。
そして全員が整列した。
「今から馬にのり、ウォールマリアの近くまで急いで行く!!!」
団長は声を張り上げる。
そんなとき、一人の兵が来た。
「なにがあったのですか」
そしてざわめく
「…シガンシナ区に巨人が現れ…壁を破壊された」
「え」
シガンシナ区!?
まって…母さん、エレン、ミカサ、、父さん…