進撃の巨人-smallworld-
□訓練
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翌朝、目が覚めると私は食堂へ行った。
食堂へ着くとハンジが、席をとっておいてくれる。
「おーい!ユウカー!ここだよ!おはよおおお!!!」
「うん!ありがとう!」
席に座るとすぐに食事をすませる。
「ユウカ食べるの早いね。」
「そう?普通だと思うけど。」
ハンジは驚くようにこっちをみてるけど…
そんなに食べるの早いかな?
そう考えているうちに、ハンジも食べ終わったようで…
今日の訓練に遅れないために準備しようと部屋に戻ろうと思ったのだけど。
バタンッ
「きゃ!」
「ごっごめんなさい!!」
私はあるお女の人と、ぶつかってしまった。
「スイマセン!私のせいで!!」
その女の人は、なぜかぶつかっただけなのに顔を青くしてビクビクしている。
すごく怖がられてるね…私。
まぁ、昨日は少しやりすぎたとは思うけど…
「大丈夫だよーあなたこそ?ケガない?!」
「だ…大丈夫です!!すっスイマセンでした!!!」
その女の人は走っていってしまった。
はぁ…ここまで怖がられているとは…
ため息をつきつつ、私とハンジは部屋へむかった。
準備が終わるとはじめての訓練が始まった。
今日の訓練はグラウンドみたいなとこで行われる。訓練兵がどんどん集まって並んでいった。
『まずは、貴様らの適性を見る!両側の腰にロープを繋いでぶら下がるだけだ!!全身のベルトでバランスをとれ!これが、できない奴は囮にも使えん!開拓地に移ってもらう。』
教官が今からすることを説明すると、訓練が始まった。
『次!ユウカ・イェーガー!!』
「はい!」
私の番か…
私の腰にロープが繋がれると上に上げられた。
…ざわざわ
「みろよ!まったくブレが無いぜ!」
周りからいろんな声が上がる。
なにこれ…簡単すぎでしょ!
『ユウカ・イェーガー合格だ!』
「ありがとうございます。」
私は地上におりると、たくさんの訓練兵に囲まれた。
「ユウカお前、すげーな!」
「どぉしたらあんなにきレイにできるの?」
ざわざわ
いろんな人に声をかけられたが…適当に流した。