FF13
□慟哭
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僕は昼すぎまで読書をして時間を潰した
そろそろかと、支度をして家を出た
たぶん、この先にライトさんがいるはず…
でも、一般市民が許可もなく入ることは出来ないので
手前にある広場に腰をおろしてライトさんを待つことにした。
ライトさん僕を見たら驚くかな…
広場でライトさんを待ちはじめて
さほど時間も経ってない時だった。
凄まじい爆音と爆風、激しい爆撃で地面が揺れた
爆発があったと思われる場所からは火が立っていた
ライトさんっ!
まさにライトさんが任務をこなしているであろう場所で爆発があった
僕はたまらず走り出した
何人もの人が僕とは反対方向に逃げていく
人々の顔には恐怖の色が浮かんでいた
ライトさんっ、ライトさんっ
奥に進むにつれて炎と煙で前が見えにくくなっていた
必死に目を凝らしていると、探し求めていた人がこちらに向かっているのが見えた
「ライトさんっ!」
「ホープっ!?お前何故ここにいる!」
「話は後です!今はここから逃げましょうっ」
僕は、炎からライトさんをかばいながらもと来た道を戻った
ライトさんは右腕と頭から血を流していた