FF13
□逡巡
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僕の想い人は、強くて美しい人
僕には手の届かないような人
それでも、彼女を諦めきれない僕はこれからも彼女だけを想いつづける…
「駄目だ」
……そう、こいつに邪魔されなければ…
「お前には、我のライトを任すことはできん。」
…
「絶対にっ!許さん!」
「オーディン!
また、お前はホープの所にいたのか…」
ライトさん…今日もキレイだ
「そうなんですよ…僕の所にちょくちょく来ては、僕に酷いこ…」
「ライト、この男、いやこの小僧だけは、絶対に認めないからな」
くっ!また余計なことを
「オーディン…何のことを言っているのか分からない」
「ライトさん、気にしなくても大丈夫ですよ!ね?」
ライトさんに、バレたら恥ずかしすぎるっ
「そのうち分かることだ」
そう言い残すと、オーディンは結晶化したかと思うと一瞬にして弾け、ライトさんのクリスタルに戻って行った
「よし、じゃあ私はこの辺りを探索しに行く」
「危ないから僕もついて…」
「ホープはここで留守番だ。」
「…はい。」
待機組は、僕とライトさんとサッズさんなのに、
ライトさんは探索
…僕は留守番
サッズさんも留守番と言う名の昼寝…
思わず溜息が零れた