FF13
□長閑
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「ライトさんっ」
今は、目の前のモンスターと戦闘中
「すまない」
戦闘は慣れてきたと思っていたが、苦戦中。
ライトさんに回復魔法を施すと、他のメンバーにも施していく
「それっ」
前線を切っていく彼女に、優先的に回復魔法を使ってしまう…
決して私情は、はさんでいません
決してです
「っ…はぁ、おわった」
本当に今回の敵は手強かった…
後方にいたメンバーも駆け寄ってくる
「ファングー!大丈夫だった?」
「あぁ、物足りないくらいだぜっ」
う、うそでしょ
ファングさんも結構疲れてたよね…
そんなところで強がらなくても
「ホープ大丈夫か?」
「あ、ライトさん。
大丈夫ですよ!あんな敵には、もう慣れてきましたっ」
…人のこと言えない
「あぁ、強くなったな」
ライトさんが、僕の頭を撫でながら微笑んだ
うっ…もう、だめです。
一瞬、目を閉じる。
だけど、開いた時にはライトさんは目の前にいなくて