FF13-2

□瑟瑟
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「ホープ、それなら私も同じだ。
変わっていくお前に戸惑って、焦って不安になって、
私なんかに見向きもせず私の前から消えていくんじゃないかって思ってた。」

ホープはびくりと体を震わせるともう一度強く抱きしめた

「僕がライトさんの側から居なくなるわけがありません」

首筋に唇を這わすホープに甘く響く痺れに身震いする

「私はお前が私の嫁のように小言を言ってくるのは正直煩くて困る。
だが、私の為を思って言ってくれたこと嬉しいがな、ホープお前とは小言の言い合いじゃなく、他愛もない会話や穏やかな時間を共に過ごしたい」

ホープの腕に自分の手を添える

「ライトさん…はい、僕もライトさんと共に生きたい」

ホープはそう言うとおもむろに私の顎を掴み後ろを向けさせると深い口付けを落とした

「でも、僕はライトさんともっと濃厚な時間も過ごしたいですけどね」


「なっ!ホープっ」


やっぱりホープは、成長したのだと痛感させられた私だった。



end
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