薄桜鬼×華鬼

□鬼ヶ里
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千風と早苗は鬼ヶ里へとタクシーでやって来た。





『・・・・・。』







「千風さん?」







不意に動きを止めた千風に早苗が声をかけた。







『早苗さん。グラウンドに一人の男がいます。たぶん神無の・・・・。』







「・・・分かったわ。千風さん私あの男と二人で話してきます。だからあなたはここにいて。」










早苗の瞳には強い意志が宿っていた。










『分かりました。しかし危険だと思ったらすぐに助けに行きます。』









「ありがとう。」








早苗はタクシーから降りた。











『・・・・・・。』









その後千風も降りて気配を消し近づけるぎりぎりの所まで近寄った。
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