薄桜鬼×華鬼
□鬼の花嫁
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「・・・・あっちに行ってなさい。」
早苗は神無の顔を見ずに言った。
その言葉に神無は隣の部屋へと向った。
「・・・・・・・どうぞお座りください。」
早苗の言葉に千風はおとなしく早苗の前に座った。
少しの間沈黙が訪れた。
「・・・・・・。」
『・・・・・・。』
「___の使いですか?」
早苗はボソッと言った。
『はい?』
「だからっ鬼の使いかって聞いてるの!!」
『鬼の使い?(鬼は合ってるけど使いではないな・・・・。)』
千風は訳が分からないと首をかしげた。
『鬼の使いとは何ですか?』
「!?あなた鬼の使いじゃないの?・・・・・・・・・・御免なさい!」
早苗は千風が鬼の使いじゃないと分かり慌てて頭を下げた。
「あの子を襲わない男の人を見るのは初めてだったので間違えてしまいました。」
『気にしないでください。一つ聞いてもいいですか?』
「ええ。」