薄桜鬼×華鬼
□見知らぬ土地と見知らぬ少女
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『・・・・・??』
千風が目を開けると目の前に木の幹があった。
『(ああ・・確か突然風が吹いて・・・。)』
千風はあたりを見まわした。
『(あれ?俺山の中歩いてたのに・・・・どこだ此処・・・・・なんか見た事もない建物が見える・・・・。)』
「___ないでよ。」
千風が考え込んでいると男の声と二つの足音が聞こえて来た。
『(人か丁度いいここがどこか聞くか。)』
千風は振り返った。
『!?』
そこには少女を恐ろしい形相で追いかける男がいた。
『・・・・・これは。』
千風はそっと木の後ろに隠れた。