オリキャラ
□BadBye
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青く澄んだ空。
白い綿菓子のような雲。
僕はいつも一人ぼっちで、人とあまり関わりたくなかった。
だから、精神的に病みやすい。もう一人の、ヤンデレの僕が出来てしまったんだ。
「…そんな人生が楽しいかい？僕の人生が正しいよ。だって、僕はずっと一途なんだ、偉いでしょ…？」
もう一人の僕はそう呟くように言った。
表情は病み顔。こんなの、本物の僕じゃない…！
―――BadBye―――
もうとっくに忘れた、達成感。
失った、恋愛感情…
頼りなのは、過去の僕だけ。でも…どうやって解決すれば良いんだろうか？
ふと、目の前にもう一人の僕が立っていた。無言で僕の腕をグイッと引っ張る。
「な、何するの？…」
彼は果物ナイフを取り出して僕の左の手首を切った。もちろん、赤い液体が流れ落ちる。苦痛も手首から伝わってくる。
ふと耳を澄ましてみる。微かに、傷口から音が聞こえてきた。いや、正しくは声…かもしれない。誰の声だろう？男性でもないし、女性でもない。不思議に思いながら小首を傾げると、音符が地面に落ちた。正確には、僕達が居るこの地球(星)に落ちたんだ。