あの日のキセキ-更新中-
□EP3
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「そんなに私と2人っきりになるのやだ?」
たかみなに持たれてる腕が痛い
「そんなんじゃない、けど…」
「メールも電話も無視だし…
避けてるよね?」
「さけてなんかっ」
「避けてるじゃん」
そんな呆れたような目で見ないで…
なにも言えなくなっちゃうじゃん
「確かにさぁ、別れよって言ったのに私だけど、別れても敦子から連絡くれるって思ってたのに…
別れても友達でいれると思ったのに…」
「私は…私はそんなに強くないもん‼︎‼︎」
たかみなの手をふりはらって自分の楽屋に戻った
「はぁはぁはぁ…私はわるくないもん…たかみながわるいんだもん…」
たかみなの手をふりはらった時のたかみなの顔が忘れられない
「なんなの、もう…」
(コンコン
「…はい」
「敦子…みなみから聞いた、入っていい?」
「麻里子…
いいよ、入って…」