二次創作

□首橋
2ページ/21ページ






− * * * −




少し背の低い貴方が、爪先立ちで背伸びして。

俺はそれを受けとめて、



―…抱き締めて。




そのまま朝まで何もせず、ただ…ただ、抱き合う。二人で。
…そんな聖夜を過ごしたって。


「バチなんて当たらないっすよー臨也さーん…」

「…だから?」



貴方は俺じゃなく、PC画面と向き合って。
俺には一瞥もくれずに、軽い音を立てて画面上に文字を増やしていってた。





《Wash away Christmas.》







次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ