銀魂お題
□ハサミで切る
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僕と銀さんは、晴れて恋人同士になった。
意外にも告白してくれたのは銀さんの方からだった。
ずっと抱えていた彼を好きだと思う気持ちは、ついに実ったのだ。
まさかそんな日が来るとは思ってなかった。
どんなにあの人の事を好きでも、きっといつかは色褪せてしまうのだと、そう思っていた。
そしてあれから数ヶ月、僕は幸せな日々を送っていた。
僕達の距離は日を増すごとにどんどん縮まっていった。
そして初めて知った、あの人の体温。
それには大きな痛みを伴ったけど、彼からの沢山の愛情が直に伝わってきてとても幸せだった。
心も身体もすごく温かくて、毎日がすごく充実してた。
こんな日々がずっと続くと思っていた。
――数日前までは。