君を俺はまだ知らない
□act.3
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幸村「………。」
ユッキーどこ見てるんだ?
あ…平部員の皆を見てる…。
もしかして…ユッキー………。
理菜「チッ………やりたいならやればいいじゃん。」グイッ
幸村「!?」
理菜「そんなやりたそうな顔すんならやればいいだろ。」スタスタ
幸村「え………。」
罹嘉「そうだよ!そんなシケた顔してないで皆でやろう!!」
本当、理菜ってさりげなく優しいねぇ…。
だから惚れられるんじゃんよww
人と関わるのは嫌いなクセにほっとけないんだから。
まあ、そんな所が理菜だからしょうがないけど。
ユッキーも驚いてるけど何処か嬉しそうだしね。
いやー…とうとう理菜にも春が来たか。
↑(なんでそうなるんだよ!?by理菜)
このクソ女が来なければあんな事にならなかったのに。
マジでふざけんなぁあああああああああ!!
璃桜「あ、いたっ精市!!」
幸村「……チッ。何で来んだよ…。」ボソッ
理菜「お迎えが来たみたいですわよ?幸村くん☆」ニッコリ
罹嘉「あら?本当ですわ。お迎えが来たみたいなので私達はこれで☆」ニッコリ
なんだこのキャラwwwww
理菜にノッたらこんなキャラになっちまったww
ていうか、理菜さん素晴らしい笑顔ですねwwww
え?何で逃げるのかって?
だって………、
見たいじゃん☆
もしかしたら、また補正かかるかもしれないじゃん?
幸村「かからないから★相楽は馬鹿?え?」ニコニコ
罹嘉「本当にすんませんでした。」←土下座
え?恥じらいというモノはないのか?
あるわけないだろ、私は命が惜しいんだよ。分かるかい?
璃桜「………貴女、精市の何なの?」
罹嘉「はい?何なのって言うわれても……ただの顔見知りですけど。」
どっちかというと理菜の方が関わりが大きいんですけど。
何故に私?
馬鹿でしょwwwこの逆ハー狙いwww
璃桜「ならいいわ。精市はあたしのだからね!!」
理菜(今の内に逃げよう。ぜってぇめんどくさくなる…。)
幸村「理菜?どこに行くのかな?^言^」ニコニコ
理菜「ッッ!?」ダッ
幸村「ふふ、逃がさないよ★」ガシッ
理菜「もう死にたい……。」
あーあ、理菜逃げようとするからw
ユッキーもよく気付いたなwwww
璃桜「…貴女、何なの?」
理菜「は?」
璃桜「ッッ!!だから貴女は精市の何なのって言ってるのよ!!理解力が無い馬鹿女ね!!」
あ、アイツ死ぬんじゃね?
今の発言でユッキーを敵にまわしたぞ。
(↑だってドス黒いオーラが滲み出てるもん。こわっ。)
理菜「あぁ、そういう事か他人で「幸村))俺の彼女だけど?」違げぇよアホ。」
璃桜「なっ!?精市っ、裏切ったの!?ひどいよぉ……。」
『わあお、気色悪い☆』
璃桜「でもっ、精市……こんな平凡な女の何処がいいのっ?しかもガサツで男っぽいし。
絶対あたしの方がいいに決まってる!!」
うわー……アイツもうダメだ完璧にユッキーを敵にまわした。
もう顔が怖いし。
ドス黒いオーラに包まれてるユッキー…The・魔王様じゃん。
理菜「あっそ、いくらでも言ってな、馬鹿女。」
璃桜「な!?本当ッ…ムカつく女!!」
幸村「ねぇ、理菜の事を馬鹿にするなら俺…許さないよ?」
理菜「……は?」
璃桜「なん…で、その女を選ぶの!?」
幸村「理菜(と相楽)は俺を救ってくれた。
そう…キミの変な補正にからね。」
まさかの私はオマケww
まあ、いいけどね。だって、興味ないし☆
璃桜「な…ッ」
その時…
『颯太(佐々木)っっ愁(神崎)っっ!!!』
ジャッカル「佐々木っ神崎っ大丈夫か!?」
え?
頭が真っ白になった。
何故なら…
コートで颯太くんと愁くんが真っ赤になってたのだから。
理菜「…神崎っ!!佐々木っ!!」ダッ
大切な私の…私達の友人を……傷付けた……
プチッ
私の心の何かが切れた。
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