君を俺はまだ知らない
□act.3
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act.3 喧嘩を売られたら即買います
あれ?
ここは地獄ですか?
え?天国だ?
どこがじゃボケぇ!!Σ(゚д゚;)
……イケメンがいっぱいだからいい?
お前らが良くても私達は嫌なんだよっ!!
イケメンはジャッカルくんと平部員のみんなだけでいいんだっ!!
むろん、二次元はwel come!!
だからテニス部はお断りです。
………って思ってたのに…
なんだこれは!?
はい、お久しぶりです平凡大好き平凡少女の相楽罹嘉です。
只今、放課後nowです。
それはさておきこれを見て頂きたい。
理菜「アホか。」パコーンッ
罹嘉「痛いっ!!」
理菜「当たり前だ、誰が優しく叩いてやるか。」
罹嘉「ひどっ!Σ(゚д゚;)ていうか、さっきまで魔王様に捕まってなかったっけ?」
私がさっき見てもらいたかったのは、理菜が魔王様もといユッキーに捕まっていたこと。
そして、熱烈のアプローチを(´ω`)
え?他のテニス部?
ソンナヒトタチシラナイ。
ユッキーとジャッカルくんと平部員以外のテニス部員なんさ知らない。
理菜「お前、容赦ねぇな。クソ野郎共いるんだからオブラートに包んでやれよ。」
罹嘉「いや、本当の事はハッキリ言わなきゃ!
って!勝手に心を読まないでよー!プライバシーの侵害!!ヽ(`Д´)ノ」
理菜「全部声に出てたし。」
罹嘉「ごめんなさい。」
理菜「よろしい。」
あちゃー全部声に出てたか〜…。
ま、あいつらだしどうでもいいね☆
傷ついても私には関係ないし、逆ハー狙いに慰めてもらいなっ!←
……て、あそこで引き気味の笑いをしているのはユッキーか?
え?ユッキー?
罹嘉「ちょちょっ、見てよ!理菜!!ユッキーがめっちゃ引いてる!」
理菜「別にどうでもよくね?」
罹嘉「よくない!よくない!!
あれをカメラで撮って売らなきゃ!」
理菜「ハッ!!その方法があったか!」
罹嘉「さぁ!受け取るんだ理菜よ!!」
理菜「くぅっ、これも一つの試練!!失礼いたすぞ!魔王殿!!」
幸村「理菜はバカかい?」ベシッ
理菜「いだっ!!」
罹嘉「ユッキーじゃんw」
幸村「やあ。」
理菜「離せよ!!ていうか、叩くんじゃねぇ!!」
幸村「え?もっと叩いて欲しい?理菜はMだったんだね。
でも、安心して俺究極のSだかr「理菜))Mじゃねぇし!!叩いて欲しいって俺一言も言ってないから!!」
幸村「うん、だってわざとだからね。」
理菜「うざぁあああああああああっっ!!!」
これさ、イチャついてるようにしか見えないんですけど…。
理菜は本当に怒ってるけど、ユッキーはすごく楽しそうな顔してる。
これ、マジで付き合ってないよね?
理菜「バカ言うなよ。何でこんな奴と付き合わなきゃいけねぇんだよ。」
幸村「酷いな〜俺は全然いいのに。」
理菜「嘘付くな魔王め。」
罹嘉「これはまた声に出してたパターンかよっ!」
理菜・幸村「その通り。」
もういいです。
開き直るんでもういいです。
泣かないもん、こんな些細な事でなんかで泣かないもん。
泣かないし……ぐすっ…。
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