もう君以外愛せないwith SHIN
□二輪目
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披露宴も終わり、宿でお風呂に入り、ベッドに横になったちかる
「ふぅー…」
溜息とは違う、充実してるなぁ…と、幸せが口から漏れる
それにしても、幸せ…
こうしてシンさんが、お風呂に入っているのを待っている間も、幸せ以外の何者でもない…
ガチャッ…
ノブが回り、髪を拭きながらシンが姿を現した
「どうした?疲れたか?」
「うん…少し…でも…」
「ん?」
シンは、ベッドに横になっているちかるに、覆い被さるように問う
「幸せ…」
「あぁ…」
シンの瞳を見つめそう囁くと、甘い甘い口づけが降りてくる
「シンさん…」
「ちかる…」
甘い甘い二人の時間…これからもずっとずっと続いていく
そう信じていた
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