NOVEL

□虎視眈々
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目指すのは、

おまえの
奥深くに隠れた宝石。


怯える仕草で隠そうと捩るカラダを、半ば無理矢理押さえつけて、

指先に吸い付くような柔肌を、足の先から太腿の付け根まで舐め上げる。


ゆっくりと暴き出したソコは、
舌先でくすぐるだけで、芳醇な蜜をあふれさせた。



二人きりの空間で、互いを隔てるものは何も無い。


身動き一つ自由にはならなくなったお前のカラダは桜色に染まり、旨そうな香りをまき散らす。


甘ったるいだけならこんなにも魅せられることはなかった。


度数MAXのアルコールよりも俺を深く酩酊させる。



誘われるままに、熱く滾るオマエの奥深くに身を沈めると。


紅い唇から、喘ぐように俺の名が零れた。


その瞬間、画面の向こうにおまえを見つけた日の感動が胸に甦る。


脳細胞が沸騰しそうな程の危険な衝動が駆け抜けたあの時から。



『ドウヤッテテニイレヨウカ?』


 
理性との共謀    止まらない鼓動    奇跡との共存


ひとたびこの手の届くところに掴んだチャンスは逃さない。


健全な存在証明など不要だ。

欲しがる意味は、長い間求め続けた『記憶』よりも、深いところにあるのだから。
     
  

何度抱いても、欲望は尽きることが無い。


抱きしめたお前の身体に、自分を刻み続け、

呼吸までも自分の物にしたくなって、貪るように口付ける。



野望を遂げ、全身が歓喜する瞬間、

      
「いらない全てはいらない」 なんて言わせない。


いつだって俺をここまで惹きつけるのはおまえだけだ。


それを全身で感じていろ。






ride on me 


さぁ 何度でも you're going to be 共に命が果ててしまうまで・・・。






Endless end




・・・3回せ(ぴー)くらいじゃ、終わりそうも無いですな(*ノωノ)イヤーン

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