短編集

□無いものねだり
2ページ/3ページ

問題は!

アイツがちっとも直さないってことだ。
しかもオレに何かとちょっかい出してくるし!!

「お、これはこれは、風紀委員長の蒼希殿ではありませんか!
ご機嫌いかが?」

ほらな。てか何だその気色悪いしゃべり方は…
はぁ…

「髪の毛染めんな、ピアス取れ、制服ちゃんと着ろ。
あとお前のせいで機嫌はメチャクチャ悪い。黙れ」

「ははは!」

なんか爆笑し始めた。
マジでなんなんだコイツ

「まあそうだよなあ〜星月がオレと会って機嫌良いときなんて無いもんな!」

「わかってんなら話しかけんな」

ったく。疲れる

俺は笑ってる霞を置いて、自分の教室へと入っていった
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ