夢を見る

□見上げた空には星がない
1ページ/7ページ




授業が終わって、テニスコートへ小走りで向かう。

掃除で行くのが少し遅れてしまったため、もう練習が始まっていた。




……失敗したなぁ、と思った。




景吾も、もう練習を仕切り始めてしまっていたから。


肩にかけていた鞄を抱きしめて、ここからは歩いて部室まで荷物を置きに行った。



『後は…部活が終わった後、かな?」





…だって、今日は1年に1度しかない、チャンスなんだから。




見上げた空には星がない




次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ