ヱヴァンゲリヲン二次創作版

□ヱヴァンゲリヲン二次創作版:序 02
2ページ/3ページ

「サガミ君は何処からきたの?」
「ロシア。タボルベースから来た」
ジオフロントの外ミサトの車の中でサガミはたくさんの質問を受けていた。
「タボルベースって?」
「タボルベースは新型装備の開発とテストを行っているところよ。サガミ君はそこのテストパイロットだったの」
「開発って、どんなものを?」
「1号機の武装はすべてタボルベースが開発したものよ。あと2号機の超電磁洋弓銃もタボルベース製ね。さらに1号機のパイルドライバーはサガミ君が設計したのよ。サガミ君は最強のパイロットでありながら優秀な技術者なのよ」
ミサトは運転しながら説明する。
「すごいや、サガミ君。EVAの操縦もうまくて頭もいいなんて」
そう言っている間にミサトのマンションに到着する。
「そんなこと言ったら碇君だってすごいさ。初シンクロでシンクロ率40%越えなんだから。俺も直ぐに抜かれちゃうかもな」
車を降りながら会話を続ける。
「碇君はEVAに乗る才能が有るとしか思えないな」

話している間にミサトの部屋の前に到着する。
「それじゃ、サガミ君は私の部屋の隣を使ってもらうわ。あとシンジ君はサガミ君の部屋にお引っ越しね」
「えっ…?」
「パイロット二人の共同生活で二人の協調性をアップさせようってわけ」
サガミはミサトから鍵を受け取り部屋のドアを開ける。
中には段ボールが数個転がっている。
サガミは玄関で靴を脱ぎ段ボールをあけて中身を運びはじめた。
「あら?よく知ってるのね、サガミ君」
「何がですか?」
「玄関で靴を脱ぐ。日本では当たり前だけど外国ではあまり無いことだわ。さすがサガミ君。勉強熱心ね」
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ