ヱヴァンゲリヲン二次創作版

□ヱヴァンゲリヲン二次創作版:破 06
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「どぅりゃあああああ!!」
2号機が使徒に体当たりを食らわし、使徒は近くのビルに突っ込む。
「ナナヒカリ!」
「わかった!」
シンジが返事をすると共に、初号機がライフルを使徒に乱射する。しかし使徒は弾を全て手で弾く。
「嘘ッ!?」
「どうなってるんだよ!?」
二人が驚いている隙に再び立ち上がった使徒は2号機に突進していく。
「くっ…」
2号機は使徒の手をつかみ突進の勢いを殺す。使徒は動きを止めると、手を螺旋状の槍に変化させる。2号機は手のひらから二の腕にかけて槍で貫かれた。
「ぐあああああっ!」
「アスカ!!」
サガミの声と共にビームが飛んできて使徒の腕を本体からちぎる。
「碇、格闘戦だ!」
シンジが命令を受けたあと再びビームが飛んできてもう一本の腕をちぎる。
「アスカ、撤退」
サガミが指示する。
「嫌よ!!」
アスカはそう答えると使徒に向かって蹴りを放つ。しかし使徒に一蹴される。
「こなくそー!!」
2号機の顎部ジョイントが外れ、使徒の足に噛みつく。
「チャンスか?」
そう言うとサガミは使徒の足に狙いを定める。
「食らえ!」
ビームが発射され使徒の足を撃ち抜く。使徒は体勢を大きく崩した。
「碇、今だ!」
「うおぉぉぉぉぉっ!!」
手がない使徒はA.T.フィールドを展開するが初号機に中和される。初号機は手にもったプログナイフで使徒のコアを突き刺す。使徒は暫く暴れていたがコアが粉々に砕けると共に、活動を停止した。
『パターン青消滅。使徒、撃破されました』
プラグ内に日向の声が響く。
「はあっ…はあっ…」
シンジは荒い息をつきながら初号機を歩かせる。
サガミはぼんやりとしたシンジとアスカの代わりに言った。
「状況修了。帰投します。と、言いたいのですが1号機の回収お願いします。無茶し過ぎました」
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