ヱヴァンゲリヲン二次創作版

□ヱヴァンゲリヲン二次創作版:破 02
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片腕を失った1号機が使徒に突進していく。しかし使徒は頭部の仮面からビームを発射して1号機を近づけさせない。
「ちっ…やはりビームか…」
サガミは冷静にビームを避けながら使徒に接近する。左腕のクローを展開し、使徒に斬りかかる。しかし使徒はA.T.フィールドで防御するとそのまま体当たりで1号機を突き飛ばす。
「ぐはっ」
水流に揉まれる1号機をさらにビームが襲う。 ギリギリ回避するが左足の装甲が溶ける。
「くそっ…こんなところで死ねるかよ!」
サガミは再び1号機を前進させる。使徒はこんどは口を大きく開けて正面から突っ込んでくる。その口のなかには紅い球が見える。
「おぉぉぉぉぉりゃあぁぁぁぁ!」
サガミは1号機を使徒の口のなかに突っ込ませる。
「届けぇぇぇぇぇ!」
左腕をコアに伸ばすが当たる寸前に使徒の口は閉ざされ1号機の胴体を挟む。
「くそっ」
サガミは左腕を限界まで伸ばすがコアに届かない。
「後一分!」
しかし使徒の口は開かず左腕はコアに届かない。
「開け…!」
サガミの目が紅く染まり、1号機のカメラが妖しく光る。
「開けぇぇぇぇぇ!!」
1号機の周りにA.T.フィールドが発生し、使徒の口が開く。
その隙を逃さずサガミは使徒のコアにクローを突き立てる。使徒が鳴いてコアが白く光る。
「くっ…、自爆する気が…」
太平洋に十字の光が昇る。
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