エヴァンゲリオンφ号機

□トウジを殴れ!2
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そして日曜日!

参加者は俺、ミサトさん、シンジ、アスカ、レイ、トウジ、ケンスケ、ヒカリ、加持さんと言うメンバー。
女子(モチロン俺も含む)はミサトさんの車、男子は加持さんの車だ。

「そう言えば。エコヒイキ、なんでアンタは制服なのよ」

車で出発したところで助手席に座っているアスカが後部座席にいるレイに突っ込みを入れる。

「これしか無いから」

あ…やっぱり。あれ?子供のころは私服持ってたよね?

「え…?アンタ、この一着しか持ってないの?」

レイが首を振る。

「制服が三着、下着が上下三着、体操服が二着、水着が一着。これだけ」

「そういう意味じゃないわよ!ってホントにそれだけ?寝るときは?」

「下着…」

アスカがドン引きしてる。

「ミコ?なんでアンタはこれを聞いて平然としてられるのよ」

「綾波さんらしいじゃないですか」

因みに俺はレイの隣、アスカの後ろに座っている。ヒカリはミサトさんの後ろだ。

「そうだけど…ん?なによ」

レイがアスカの服の裾を引っ張る。

「プラグスーツは私の?NERVの?」

「それはもう良いっつーの!」



青い空、白い雲湖からくる爽やかな風!
つまり…

「着いたー!」

俺とアスカが車を飛び降りる。

「着いたでー!」

加持さんの車からもトウジとケンスケが飛び降りる。あれ?シンジは?
と、思っていると顔色の悪いシンジがゆっくりと降りてきた。
あ、これは…

「シンジ君、どーしたの?」

「伊勢さん?ごめん、あんまり話しかけないで…」

酔ったな…。



「はい、皆で一緒に…」

「「「「「「「「「いただきます」」」」」」」」」

でた!シンジの弁当!

「はい、綾波のは肉抜いてあるから」

さすがだ。

プシッ!

「んぐ…んぐ…んぐ…、プッハーーー!!!くぅ〜〜〜。やっぱり外で飲むビールはサイコーね!」

何時もだろ。あれ?
俺はミサトさんの隣にいる加持さんを見る。コーヒーを飲んでいる。ミサトさんを見る。二本目に手をつけている。車を見る。
…………………………ま、いっか。


夕方。

「どう?ミコちゃん。リフレッシュできた?」

「はい、ありがとうございます。ミサトさん」

「ふふ、これで次の使徒も楽勝ね!」

次?何がくるんだ?イロウルかバルディエルか?てゆうか3号機はどうなるんだ?

「さあ!帰るわよ!」

「おい、葛城、酒飲んでなかったか?」

「え…?」

ミサトさんの顔がさーっと青ざめる。
そしてミサトさんの携帯に電話がかかってくる。

「はい葛城。えっ…!?4号機が消滅?第二支部と共に?分かったわ!いま子供たちと芦ノ湖にいるから。輸送ヘリを回して、車ごと持ってけるやつ。おねがい」

ミサトさんが電話を切る。

「みんな、輸送ヘリを呼んだわ。着いたらすぐ乗り込んで」

キリッとした表情で良い放った。
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