黒子のバスケ


□I love you. V
1ページ/3ページ


森山視点が難しくなったから、笠松視点




今日の森山は何かおかしい
いつもの変則シュートも入っていない
5本中1本入っていたらいい方な状態に陥っている
そんな森山に黄瀬が声をかけた

「センパイ、どうしたんスか?」
「え・・・ああ、なんでもないよ?」
「・・・いや、嘘っスよね。丸分かりっス・・・」
「・・・ホントに何もないぞ?」
「えーー・・・、ゼッタイ何かあったっスよね・・・」

なんにもないと言い張る森山にため息をつく黄瀬
こっちもため息付きたくなるからやめろ
んー・・・と顎に手をあて考えている黄瀬は、突然ぽんっと手を叩いた

「もしかして、恋人と別れたとか!」
「「・・・はぁ?」」

・・・まず、ありえない
森山が付き合っているという情報は回ってきていない
好きな人に振られたならわかる気がするが、いきなり付き合っている奴と別れたはないだろう・・・

「・・・っ」

・・・え?
多分ここにいた人全員が思ったはずだ
森山がボロボロと涙を流しているのを見てしまった
そして一番驚いたのが、黄瀬だろう

「うえっ!?!?も、森山センパイっ!?!?!?!?」
「っ・・・・ふっ・・・」
「ちょっ、まっ、まさか、図星・・・」

森山が泣くは、黄瀬はテンパるは状況がつかめなくなったので、部活を一時中断
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ