時を越えて(完)

□ご
1ページ/18ページ

[沖田君 君は下がっていたまえ]





人斬り抜刀斎と対峙するのは新撰組、一番隊組長 沖田総司 三番隊組長斎藤一。



[いやだなぁ、心配いりませんよ。ボクはこれでも新撰組の一番隊組長ですよ]

チャリ と刀を持ち直し独特の笑みを浮かべたまま斎藤を見る。


[だが 今は肺を病んでいるのでしょう?」

[!]

[俺の目は節穴じゃあないよ]

伝えた筈の無い真相に沖田は驚きを見せ、その場を譲る様に一歩引いた。

[人斬り抜刀斎と龍桜は新撰組三番隊組長 斎藤一 が殺〈と〉る]



スッと牙突の構えを取ると抜刀斎もまた鍔を鳴らして刀を構えた。




[…行くぞ]



互いに睨み合い一気に間を詰めた瞬間ーーーーーーー

































「剣心!!」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ