短編〜中編

□勘違い
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本日は晴天也…。

神谷道場で一人掃除をする拙者。
りのは何処へ行ったでござるか…。
いつもは手伝ってくれるのに。

いや、手伝わなくてもいいから傍に居て欲しいでござる…。

何とも女々しいでござる。

はぁ、と溜息を吐いて庭掃除に縁側に出た時、裏庭の方から何やら話し声が…。
薫殿と弥彦は出稽古だし、 りのかと思って何気なく裏庭に行くと途中聞こえた話にピシリと固まった。





「やだ…左之助おっきぃ…」

「んな事ねェッて…フツーだよフツー」

「そう?でもほら…こんなに…」

「ばっ、こんなトコ剣心に見られでもしたら…」

「剣心?そう言えば剣心も体の割におっきいよね」

「は?知らねーし…」





な、ななな何のハナシでござるかー!!!!!!
ていうか何をしてるでござるッ!

左之!天誅でござるッ!

慌てて裏庭に飛び出すと、案の定左之と りのが居た。
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