偶然は必然に奇跡を起こす(仮完)
□懐包終夏焉
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裾を割って雄を取り出してりのの秘部に当てる。
「りの…、そのまま腰を降ろして欲しいでござるよ」
「んん…、こ、う…?…ぁあっ!ひぁ…!!」
「…っ!!」
グプッと音を立てて飲み込んだ先端がイイトコロを擦ったのか、力が脱けて崩れたりのに勢い良く根元まで入るとその快感の強さに果ててしまいそうになったのを、りのの腰骨を強く掴んで何とか耐えた。
互いに予期せぬ快感に息を荒げて暫くそのままでいると、拙者の首にしがみついていたりのがそろりと顔を上げた。
「大丈夫でござるか…?」
「ん…、大丈夫…」
目を閉じたまま頷いたりのに浴衣の上から乳房を揉んで頂を摘まむと中がキュッ、キュッ、と締め上げてくる。
「あっ、あっ…剣心…っん」
りのをそこに座らせたままゴロリと横になって下から突き上げると拙者の腹に手を着いて腰を揺らし始めたりのに、突き上げるのを止めた。
「んぁ…、ぁあ…剣心、剣心…」
「りのっ…?ぁ…、ちょっ、待つでござるっ!!ぁ、く…!」
腰を擦り付け前後に揺すりながら快楽を追うりのが動く度に先端を刺激する何かコリッとしたモノと、何時もとは違う中の動きに果ててしまいそうになる。
「あぁ…、剣心、気持ちい?」
薄っすらと目を開けて首を傾げながら見下ろしてくるりのに息を詰めながら頷くと、どちらが抱かれているのか解らない程の錯覚に眩暈がする。
抱いているのは己なのに、抱かれている気しかしない…。
りのの中が蠢いて、きゅうぅ、と先端を吸い上げられた時には欲を吐き出していた、というよりも強制的に吐き出させられていた。
「え…ぁ…っ!!りの…!」
「ふあぁ…!剣心っ…、ん、ん!」
ビュッ、ビュッと中に吐き出す度に先端が吸われている感じがして中々収まらない射精にりのが身を捩る。
漸く収まった頃には二人共汗だくで下肢もどちらのモノか解らない体液でドロドロになっていた。