SS集
□ordinary
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さまからお借りしています。]
「雲雀くん、入ってもいい?」
「何」
否定しないということは
肯定だと受け止め、
わたしはノックをしてから入る。
さすがに何年も彼の級友をしていれば、
彼のこの態度にも慣れたものだ。
「日誌、書いてね。」
「その辺に置いといて。」
今日の日直は雲雀くんだったのだが、
いつもの如く彼が来なかったので
わたしが代わりにやった。
これもまた普段通りのことなので、
もう慣れている。
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