SS集

□マーブルな
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「格好良いなー、ディーノ君。」
「いきなり何だ?」
「先輩にプロポーズしたんだって。」

面倒をかけていた幼馴染に
立派になってから告白なんて、
憧れるくらいロマンチックだ。
しかし残念ながら、
わたしに幼馴染はいない。
今更出来るはずもない訳で、
とりあえず羨んでみた次第なのだ。


「あれが好みかと思ったぞぉ。」
「まさか!」

正反対とまではいかないが、
まるっきり違うタイプだ。
意外と真剣な表情をしている
級友を見つめ、
好きなタイプを一つ一つ挙げてゆく。




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