CROSS-2

□VS CP9-5
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その頃のクロスとロビンは、スパンダムに髪を引っ張られながら、ためらいの橋の上に来ていた。
片手にロビンの髪、片手にクロスの鎖を持ったスパンダムは、息を切らしながらも高笑いしつつ叫ぶ。

「"正義の門"はすでに開き、おれを迎える態勢にある!!永かった……アレをくぐれば、おれァ政府の……いや!!"世界の英雄"になれるんだァっ!!」

「っく……!!」

「扉の向こうへと続く橋も、今まさにせり上がり英雄の歩みを待っている!!さァ!!行くぞ!!渡るぞ、ニコ・ロビン……!!赤眼の死神!!」

そう怒鳴り付けて、スパンダムにクロスとロビンは引きずられて行く。








海底の地下通路を抜けたフランキーは、第一支柱の内部でルッチと戦うルフィと会う。
未だにウソップのことを根に持つルフィだが、フランキーが鍵を2つ持ってきたことには素直に喜ぶ。
ルッチに手こずっているルフィに、フランキーは手を貸すかと訊ねれば、ルフィはそれよりもロビンとクロスを頼むと言う。
ルッチが守る扉の向こうに、2人は連れて行かれてしまった。
ルッチは自分が抑えるから、と頼むルフィにフランキーは任せろ、と頼もしく答える。
そんな2人を見て、ルッチは不敵に笑う。







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