STORY*withじぇじん
□*episode2*
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無我夢中で走り出していた
何故か悲しくて、
何故か苦しくて、
私はどこに行くあてもなくただ走り続けた。
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「…悪いけど、俺好きな人いるから。」
「それにあんたのこと知らないし(笑)
他あたってくれ。」
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走り疲れて、私は立ち止まった。
想像してたことなのに
実際言われると
こんなきついんだな…
私…こんなに先輩のこと
好きだったんだ…
「はは…。」
笑うしかなかった。