黒×黄(黒子のバスケ)
□黄色の蜜2
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「さて、これからどうするっスかね‥‥」
わたし、黄瀬 亮子は誠凜高校に無事入学した。
黒子 テツヤを追いかけて。
辺りは‥‥‥
ざわざわとすごい人だかり。
「クラス、一緒だったら、良いんっスけど。」
(試験会場の時は上手く逃げられたっスからね。クラスが同じじゃないとまた、逃げられるかもっ!!)
ドキドキしながら校門を潜る。
たくさんの先輩たちが、我先にと新入を部活に勧誘する。
「君、可愛いね!!」
「僕たちと将棋やらない?」
「いやいや、テニスでしょっ!!こんなに可愛いもんねー!
ユニホームも似合うよ!!」
わいわいわい
ものすごく、囲まれる!!
「あの‥‥」
(このままじゃ、前に進めないっス!!)
「「すみません!」」
先輩たちを振り払おうとしたとき、声が重なる____
「彼女は先約があるので。」
スッと現れた!!
「!?えわっ?!」
「うわっーー!!」
「急になんだよ?!」
「黒子っ‥ち!!」
いつの間にか現れた黒子っちにてを引かれて人混みを抜けていく______
「‥‥どうして?」
まさか、黒子っがわたしを助けてくれるとは思ってもみなかった‥‥。