黒×黄(黒子のバスケ)
□逆はどうでしょう?(完)
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〜いたずらしてみましょう〜
‥‥初めて、自分から来てしまいました。
いつもは待ち伏せされていますからね。
さて、彼はどこでしょうか?
ちょっとドキドキしますね。
僕は彼の学校の中を歩いてみました。
折角来たので、練習風景も見たいですね。
何て思っていたら‥‥
「キャー!」
「黄瀬くん!!」
「かっこいい!!」
黄色い声が。
本当に、存在だけでたまにムカつきますね。
「黄瀬くん‥‥。」
人混みの間からつい、冷たい目線を彼に向けてしまう。
どこに行っても相変わらず、彼の居る場所には女性が多い。
‥‥まぁバスケを頑張ってる黄瀬くんはかっこいいって認めてあげます。
女性のギャラリーに目もくれず真剣にボールを追いかけている。
自然と顔が緩む。
このまま、見つめていたいーー
僕もバスケがやりたくなってきました。
「!!」
「!?」
しばらく見学していたら目が合ったような‥‥
(えっ?!黒子っち!?)
黄瀬くんは驚いたようで、ボールを落としてしまう。
怒鳴られてしまいましたね‥‥
名残惜しいですが邪魔するのも悪いので後は外で待つことにしましょう。