黒子のバスケ(黄黒黄)五十音(完)
□けち。
1ページ/3ページ
つんつん、
つんつん、
つんつん。
「鬱陶しいです。」
バニラシェイクを飲み続けている黒子のほっぺをつんつんする黄瀬。
イライラした黒子の声。
「シェイクだけじゃなくて、オレにも夢中になって欲しいっス!」
バスケの練習がない、休日。
ゆっくりと、バニラシェイクを楽しんでいたら黄瀬君に見つかってしまいました。
‥‥‥見つかるように、居ましたけど。
ここ最近は忙しかったみたいで、一時期よくこの店にボクを探しに来ていたのに、来なくなっていたので何となく寂しかった。
でも、本人にはいいません。
黄瀬君が忙しいって話は火神くんから聞きました。
(ボクには連絡は入れないくせに、火神くんには連絡を入れるんですね。)
黄瀬くんを無視し続けたのはそれも理由。
でも、やっぱりいいません。
「黒子っち。」
そんな、子犬みたいな目をしても、テツヤ2号には勝てませんよ。