黄黒黄(五十音)2
□ガラリ(完)
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いつもの制服にアクセサリーを付けた黒子。
寝癖で登校している黄瀬。
‥‥いつもと何か違う。
ガラリ。
「黒子、お前なんか臭う。」
朝、教室を開け、席に着いたとたんに、後ろの席の火神が黒子にいう。
「人を臭いみたいに言わないで!!これは香水!!ほんんっっと、火神っちは失礼過ぎっス!!」
「なんだよ?!しゃべり方がまるで黄瀬だぞ!熱でもあるのか?」
憤慨する黒子の額に手をあてる火神。
「お前、ヘアピンまでしてんのかよ。」
黒子を見て呆れる。
「いつもは寝癖で登校してくるくせに。」
「‥‥そうなんスよ。」
火神の言葉に同意する黒子。
「いつも、本当に無頓着過ぎるんっスよね~~」
黒子っちは自分のこと。
など、自分のことを黒子っち≠ニ言っている黒子を
「何か、拾い食いでもしたのか?」
と、火神。
「そんなこと、するのは火神っちぐらいでしょう!」
すかさず、黒子から突っ込み返しが
‥‥