黒子でパロディ
□黒子のコルダ
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〜出会い〜
‥‥い!
(?)
今、誰かの声が聞こえたような気がする‥‥
気のせいかな?
僕の名前は黒子 テツヤです。
星奏学院の普通科に通う高校2年生。
学校に着いたので、自分の教室に行こうとして、どこからか、声が聞こえた気がしたんです。
昼間から、幽霊は出ないとは思いますが‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥
そう、幽霊は出ないでしょう‥‥
「虫でしょうか?」
下駄箱の前にふらふら飛んでいる羽の生えた‥‥
「虫じゃないよ〜。そんなことより、お菓子ちょうだい」
それはしゃべった。
「‥‥」
関わりたくないので無視しましょう。
スルーすると‥‥
「あんたにしか、オレのこと見てないみたいだし、お菓子お菓子!!」
わざわざ追いかけてきて、うっとうしい!!
「お菓子なんて、学校に持ち歩いていませんよ!」
とにかく、手で追い払う。
「僕はこれから授業なんで、つきまとわないでください。」
不思議な生き物にきっぱりとそう言って、教室へ。
「‥‥絶対に後で後悔させてやる。お菓子くれなかった恨み〜」
などという、譫言が聞こえた。