平和な世界へ…
□第2章
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「…どういう事ですか?」
あの平和だった日々からわずか三ヶ月後戦争が決まったのだ
「どういう事もなにも今言った通りだ。戦になる。明日には戦地に行くぞ」
「明日!?早過ぎじゃないですか!?」
「遅いくらいだ!これは遊びじゃないんだ!国民の命がかかっているんだぞ!」
「くっ…!」
「いいか!?中西!TeamSは明朝6時には戦地に着くようにしろ」
「…わかりました」
総司令部室から命令を受けた中西がSの隊舎に向かっていると…
「あ、中西さん」
「愛李…」
古川に会ったのだ
「その様子だと聞いたみたいっすね、戦争の事」
「あぁ…そっちも?」
「えぇ…いつですか?出発」
「明朝6時には戦地に着くように言われた」
「KUと同じですね。まぁ俺はもっと早く着いてなくちゃ行けませんけど…」
「いつだ?」
「今日の夜には行きます」
「早いな…」
「整備士にはいろいろあるんすよ。じゃあ俺は準備があるんで帰ります」
「…あぁ」
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