‡many feeling‡
□クリスマスのある日
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赤司君に連れられて来たのは、バスケ部の部室。
誰もいなくて、2人っきり。
貴「ところで、話ってなに?」
ギュッ
ふぇっ!?
赤「…僕は麗羅が好きだ。」
は?
赤司君は私を抱きしめながら言った。
赤「じつを言うと、入学したあたりから好きだったんだ。だから、僕と付き合ってくれないか。」
は!?
ちょっと待って。なんで赤司君が!?
ありえない、ありえるはずがない。
あの天下の赤司様だよ!?
きっと夢だ、そうに違いない。
ほっぺをつねれば…。
貴「…痛い。」
貴「…痛い。」
赤「夢じゃないよ。…で、返事は?」
こんなの断れるはずがない。
貴「…私なんかで良ければ。///」
すると、赤司君はにっこりと微笑んでさっきより強く抱きしめた。
赤「麗羅。」
耳元で話されて、くすぐったい。
貴「なに?」
赤「大好きだよ。」
貴「…私も。//」
赤「可愛い。」
貴「そんなことないよ。//」
赤「…愛してる。そういえば今日はクリスマスイブだね、プレゼントを渡さないとね。」
chu
赤「これが、僕からのプレゼント。気に入ってもらえたかな?」
そんなの反則だよ…。こんな事されたら誰だって惚れちゃうよ。
貴「は、はい。///」
今までの中で一番最高なクリスマスだった。