*colorful feeling*
□第2Q
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学校について、クラス表を見る。
人が多すぎて、なかなか見ることができない。
(くっそう、こんな時に、身長があれば……あ!!)
その視線の先には…
「どうしたんスか?麗羅っち?」
「…見えないから、踏み台になれ!」
「ぇえ!?そんな!?ひどいッスよ!!」
「ひどくないよ、むしろお前の身長の方がひどい!」
「どういう意味スか、それ!?」
そんな言い合いをしていて最終的には…
「じゃあ肩車ならどうッスか?」
「まあ、いいだろう。」
ということで、今涼太に肩車をされている。
(高くて怖い…。)
「どうッスか、麗羅っち!見えたッスか!」
「…ああ、見えたよ。」
「何組だったんスか?」
「B組だったよ。」
「やったー!麗羅っちと一緒ッス!!」
「そうだな、じゃあクラスに行こうか。」
「そうッスね!!」
2人で教室に向かった。