【銀魂】

□九章・非番の過ごし方
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3週間ぶりの非番。

怪我をしてから3週間。

ずっと内勤だった私は、近藤さんに(ウソ)泣きで外出の許可をもらった。

でも、やはり刀の使用は禁止された。

『こんな無防備な格好久々だな。襲われたりしたらどうすんだよ。』

まぁ、でも。と、空を仰ぐ。

『煙草の煙から開放されるだけよしとするかッ!!はー、空気がうまい。』

莎花は大手を振って歩き出した。

ふと前方を見れば、、、。

あぁ、相変わらずやる気のない感じだなーと思った。

「あれ、莎花じゃん。左肩怪我したって?もう出歩いて平気なのか?」

『誰から聞いたの?』

「お宅のジミーな奴。あれー、名前なんってったっけ?ほら、えーっと、まぁいいか、」

相手が退だと、聞いたというより、聞き出した、が正解なんだろうな。

それにしても、退も退で仮にも監察なんだし、身内の内部情報をわざわざ漏らすこともないだろうに、、、しかも私の失敗談を。



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