【銀魂】
□八章・内勤は嫌い
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『副長、お茶にしません?あ、毒なんて入れませんから。』
「いらねェ。」
『じゃあ、5丁目の甘味屋の新作があるから一緒に食べません?』
「いらねェ。」
『煙草吸い過ぎじゃないです?』
「、、、、、」
『副ちょ、』
「だぁぁぁぁ、うっせぇんだよっ!!テメェはッ!!しっかり報告書纏めやがれ、他にも書類あんだろうがッ!!」
『だって、疲れたし。』
「高階、、お前始まってまだ10分も経ってねェぞ。」
『副長はこういう事よくやってるから慣れてるんっすよ。』
「いや、、テメェらがまともに報告書出さねェから俺がやってんだろうが。」
『私、特攻隊だったから、頭バカだし。』
「お前の記憶力、学力の良さは隊の中でもトップクラスだ。」
とにかく。と、土方は莎花の前にある紙の束をバンッと叩いた。
「これが終わらねェと、この部屋から出れねぇと思えよ。徹夜も覚悟しとけ。」
『厠は?』
「逃げねェように、山崎の監視付だ。」
『チッ、、』
「いいからやれ。」
隣の座布団を指差し、莎花はズリズリと座布団に座り、筆をとった。