【銀魂】
□五章・心配
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翌日。
非番を言い渡された私は。
兎に角。
不貞寝した。
「莎花ちゃん、ご飯食べないと。良くなるものも良くならないよ?」
『、、、、あ、退?気付かなかったよ。いいの、、私の事は、、放って置いて。もうね、あんたより影薄くていいの。』
「、、、え?んーと、あんた、元気なの?元気だよね?そこまで言えるって、、、、俺、心配しなくてもいいよね?」
でも、ご飯ここにおいておくね。皆、莎花ちゃんのこと心配してるから。
音なく襖が閉まり、やっぱりあいつは良い奴だな、と、布団を捲り顔を横に向けた。
美味しそうなおにぎりがそこにはあった。
でも、食べることはやっぱりできなくて、おにぎりに背を向けた。