なんてキャラクター崩壊だ!
□部長交換
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「よし、じゃあまず皆の力量を見せてもらおうかな。俺が相手をしよう」
笑顔で部長らしく仕切る幸村。
ちなみにグラウンドを走り終えた向日は体育座りで落ち込んでいた。(それを人はトラウマと呼びます)(忍足は嬉しそう)
「あの幸村とできるのか。よし、俺からいくぜ」
宍戸が帽子を深くかぶりなおして幸村に挑む。(さすが男前!)
「あぁ、1番手は1回レギュラー落ちしたにも関わらずまたノコノコ戻ってきた宍戸だね」
「ノ…ノコノコー!?」
「でも、キミのお陰で氷帝の敗者切捨てシステムが廃止になったんだろ?」
「あぁ…そうなるのか」
「ちょっと他校の強いやつに負けたからって、自分の学校で一番強いレギュラーを切り捨てていたら、どんどん弱くなっていくだけじゃないか。俺は正直それはひょっとしてギャグでやっているのか?って思っていたよ。フフ」
(怖えー!!)
2回目のシンク(略)
「まぁそれはいいとして、死合始めようか」
「いや、字違…!」
「じゃあまずは軽ーく…それっ!(スパーン!」
「うわぁあああああー!!!」
「し、ししどさぁーん!」
サーブの風圧によって上空まで舞い上がる宍戸。(えええー!?)
鳳、愛の力によって宍戸をナイスキャッチ!(…
「おまっ…!こ、殺す気か!」
「そうですよ!俺の宍戸さんに怪我させたら俺の権力で(略)」
「(無視)うーん…この程度も取れないのか…5%くらいの力でやらないとだめかな」
ラケットをクルクル回して残念そうにつぶやく幸村。
これが王者立海大の部長の力…!!(人外だろもう!)
「ちょ、ちょっと待って下さい!元々俺と宍戸さんはダブルスでレギュラーなんです!2人一緒に相手してもらえませんか!」
「長太郎…」
見事な鳳宍世界を作り上げる二人。
それを幸村は冷め切った目で見ていた。(えええー!?)
「フフ…1人でも2人でも大して変わらないからいいよ」
(いやいや変わるだろー!?)
そう思ったが、我が身が可愛いので誰もそれを(略)(色々と酷いな!)
「サーブ、俺からでいいですか」
「あぁ。かまわないよ」
何かこのシーンアニメで見たことあるような(略)
「じゃあいきます。一球…入…魂っっ!!」
「へぇ、速いね(俺より遅いけどね)」
難なく返球する幸村。(ちょ…!)
「そ、そんなっ…!」
「ちょうたろ、まかせとけっ!」
宍戸さんのディープライジング発動!
しかしこれも難なく返される。
ズタボロにされる2人。(あああああー!)
「うーん、歯ごたえがないね。こんなものなの?正直、『で?』って感じかな(容赦ねぇ!)」
「くっ…」
「ダブルスだったら、青学みたいに白目になりながらフワフワ浮くくらいシンクロしなきゃだめだよ」
「ええええー!?」
正直、フワフワ浮かぶプロテニスプレイヤーはどこにも(略