09/14の日記

08:25
声の仕事の思い出話
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拍手ありがとうございます。

昔の思い出話などしようかなと思います。
最初のお仕事は声優学校在学中でアーケードゲームの声でした。
授業終わったら職員室に呼び出されてそこでお話をいただきました。
現場(小さな制作会社)に1人で行ってその場で原稿もらって、セリフが10個ないくらいで。
1番最後が英語だったんですけど、それはこちらで用意するのでいいからと言われて。
でもせっかくなので一度聞いてもらってもいいですかと勇気をだして聞きまして。
結局そのセリフも私が読みました。
声優学校ってほとんどみんな高卒で入るんですよ。
私は英語の専門学校卒業して就職して4年働いてから思い立って入学したので、クラスで1人だけ年上だったんですけど、あの英語のセリフをもらえた時に、人生に回り道ってないんだなーと実感しました。
嬉しかったです。
テスト、ラステス、本番で15分位で終了。
謝礼もその場でいただきました。

あれ、もしかしたらパソコンゲームの方が先だったかも。あれ、後かな。
女の子6人くらい放課後に呼ばれて、そこでセリフを色々読んで初めてフルネームのある役をもらいました。
全員役は確定でキャラを誰にするかのオーディションのみ。
他のクラスの可愛い声の人が集まって新鮮だったなー。
世の中にはこんなに可愛い声の人が色々いるんだと、もうその時に自分の声が割と平凡って気付かされました。
もらった役は巫女さんです。キャラ絵が可愛いかった。
戦闘用の専用技名を叫んだり、攻撃を受けた時の悲鳴を何種類かあげたり。
仕事場での初めてのダメ出しは「あと3才年齢上げてください」
これもブースじゃなくて、円卓でマイク置いて撮ってたはず。
でも、これ完成品をもらえなかったので気になって秋葉原に買いに行きました。
「18禁ですけどいいですか」と店員さんに確認されて(撮り終わった後で知った)、ここで引き下がっても更に恥ずかしいので購入。
でも結局聞いてないです。パソコン持って無かったし。(笑)
友達の男の子が購入して遊んでくれてました。
私のキャラは必殺技がなかなか出ないとか言われて。
自分が関わって生み出した、自分じゃない分身のようなもの。
我が子のことを言われてるようでなんだかくすぐったかったです。

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