03/16の日記

15:52

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拍手&メッセージありがとうございます。



『春一番』

岬「ひゃー、凄い風。」
若林「岬、飛ばされんなよ?」
岬「大丈夫だよ。あー、また髪がぐしゃぐしゃになった。」
若林「…お前、そんなに嫌なら髪を短くしたらどうだ? 楽だぞ。」
岬「…んー、これより短いと自分で上手く整えられないし。それに短髪だと更に幼く見られるから嫌なんだ。ピエールには、絶対似合うからもっと伸ばせって言われてるんだけど。」
若林「フランスだと男の長髪も珍しくないもんな。」
岬「その方がモテるんだよ。」
若林「ああ。そうなのか。…岬、伸ばさなくていいぞ。ライバルをこれ以上増やしてたまるか。それでなくともお前は競争率が高いんだ。」
岬「え、そう?…若林くんの方が高いと思うよ?…君のまわりにはいつも人が集まってくるもん。」
若林「…は?…俺?」
岬「うん。」
若林「いや、俺は単に絡まれてるか、遊ばれてるだけだぞ?」
岬「それ慕われてるんだよ。…だって僕も」
若林「え?」
岬「うわ、風がっ!」
若林「み、岬?」
岬「あー、ちょっと、もう、何この風は…!…飛ばされないけど…全然前に進めない!」
若林「ほら、岬、手。俺に捕まれ。引いてやるから。」
岬「いい。大丈夫。」
若林「じゃあ俺の影に入れよ?」
岬「大丈夫だって!自力で歩けるから!」
若林「で、岬、…さっきの、続きは…?」
岬「え、何の話してたっけ?」



*…*…*…*…*…*…*…*…*

モモンガ様

はじめまして、モモンガ様。銀月星夢です。
こちらこそキリリクありがとうございます。
「手料理を振る舞う若林君」了解しました。
遅筆なので、大変お待たせしてしまうかもしれません。
必ず描きますので、のんびりとお待ちいただければと思います。
季節の変わり目ですので、モモンガ様もどうかご自愛くださいませ。

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