詩
□虜囚
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この世で最高の悦楽を
お前にあげよう
決して俺から離れられなくなるように
その綺麗な身体を
快楽の鎖で縛ってやる
肌で声で身体で
舌で指で言葉で
夜毎に
幾重にも絡み付く
果ての無い愛欲の重い鎖
逃げないように
逃がさないように
快楽の鎖でお前を繋ぐ
捕われたお前の全ては
捕えた俺だけのもの
淫らな鎖でどんなに
がんじがらめにしても
まだ物足りない
本当は気付いている
心まで
捕われているのは
俺の方
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