詩
□寝顔
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揺れる車の中
疲れて眠るお前を見つけた
初めて見る寝顔
触れることもできず
ただ微笑んで見守る
目蓋を閉じた顔も
やはり愛くるしい
何故いつも
そこに存在するだけで
俺を癒し
幸せを与えてくれるのだろう
無防備な寝顔を
見守りながら
お前を全力で守りたいと
心に誓う
その寝顔を
独り占めした夜
誓いはそのままに
俺の腕の中で眠るお前に
お前の頬に髪に唇に
そっと
口付けた
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