宝物部屋(戴き物小説)

□初恋
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どうしてだろう、
こんなに人を好きになったのは、
どうしてだろう、
あいつを見ると胸が熱くなるのは、

それはもしかして恋なのだろうか?
でも、もしそれを知られたら、
嫌われるかもしれない、

なら、いっその事自分の心の中に
しまっておいた方が良いのだろうか?
その日の夜とてもその事で頭が一杯になり、
眠る事が出来なかった。

そして翌日、俺は岬に逢うため、
彼の住んでいるアパートまで行った。
そして、俺は思い切って岬に告白した。

“もう、これで終わりだ”

そう覚悟していた時、
岬が俺の首に腕を回してキスをして来て、

「ボクも大好きだよ、若林くん」

そう、告白して来た。
俺は岬の背中に腕を回すと、

「俺も大好きだよ、岬」

そう、言い返した。
そして、俺達はしばらくの間抱き締めキスをした。



Fin・・・
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